性病治療
男性のかかる性病には亀頭周辺のブツブツと尿道炎があります。亀頭周辺のブツブツはウィルス性のもの(尖圭コンジローム)とそうでないもの(フォアダイス)とがあり、尿道炎は淋病、クラミジアが原因のものがあります。 |
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■亀頭周辺のブツブツについて
「尖圭コンジローム(亀頭周辺のブツブツ)」
性行為のときなどに、「ヒトパピローマウイルス」に感染することで起きます。男性では亀頭、包皮、肛門周辺に弾力性のある小さなイボができます。ブツブツの数がどんどん増えるようであれば、「尖圭コンジローム」の可能性があります。一般的に感染後2〜3ヶ月で症状が現れます。基本的には痛みを伴いませんが、まれに悪性化することもあるようです。
「フォアダイス(亀頭周辺のブツブツ)」
仮性包茎の男性によく見られます。ペニスのカリ首に細かい粒が一列にできていたり、裏筋の亀頭の付け根辺りに数個あったりします。フォアダイスのブツブツは、病気ではありません。
フォアダイスの場合は性交渉で感染することはなく、放置しても健康上問題はありませんが、見た目上気になる場合は、クリニックで除去することが可能です。
■亀頭周辺のブツブツの治療方法
医療レーザーで表面のブツブツを処理しますが、出血することはほとんどありません。時間は5分から10分程度です。
■淋病・クラミジアについて
「淋病」
細菌性の性病で、排尿時に尿道の痛みがあります。また、尿道から黄色い膿が出るなどの症状があります。現在では飲み薬で簡単に治療することができます。
「クラミジア」
細菌性の性病で、粘膜どうしの接触で感染します。尿道がむずがゆくなる。また、尿道から水っぽい膿がでるなどの症状があります。現在では飲み薬で簡単に治療することができます。
■淋病・クラミジアの治療方法
抗生物質の処方がされます。約1週間、抗生物質服用すると改善する場合が多いようですが、個人差があるため、クリニックで経過を確認することが大切です。
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